組織の順応力を高めるためにも「女性活躍推進」
最近、女性活躍推進の事業のサポート、女性財団や女性センターで女性を対象にした仕事に多く関わっている。
プチ起業ではなく、組織で働く女性への支援。組織に焦点を当てている捉えていただけると嬉しい。
実は「女性活躍推進」じゃなくても、いいんじゃない?
最近時々若い年齢の男性から「女性ばかり優遇されて僕らは損だ」という声も。
実は、いまのタイミングでの「女性活躍推進」ってそれじゃなくてもいいのだと思う。
きっかけと結果が違うけど大きな変化を引き起こすことが大事なのだと思う。
アベノミクスが推進して法整備も進んでいる。今、組織に変革を起こそうとするには追い風。
もしかしたら、他のきっかけでもいいかもしれないけど、きっかけを起こす大義名分にわかりやすい。
経営者が犯しやすいミスは、今までの会社を成長させることができてきた自負から、やり方を変えることを好まないこと。
同じやり方で成長が永遠に続くことはない。
なぜなら、社会が変化しているから。徳川の時代も200年で終わっている。
強いものが残るのではなく、変化に対応していくものが残っていくのだ。
2022年、団塊の世代が75歳の介護年齢に突入する。
その時に働き方を変えようとしても遅い。
未来のその時には、変化に対応していることが生き残るコツだとしたら、昭和チックな組織体質は平成になっても受け継がれていて変えるには、大義名分と覚悟と時間が必要。
「女性活躍推進」を大義名分にして、結果を手にいれる。
組織風土の変革や関係性の再構築のために、長いスパンで多様な働き方、来る労働人口減少、介護人口増大の時代に順応する力を高めることを今からチャレンジしたい企業と一緒にチャレンジしていく仕事がこれからやりたい仕事だ。