面談って何のため?その2
面談って、仕事の時間を奪うから、なかなか実施出来ない。
こんな話もよく聞きます。
面談にかかる時間=コスト
確かに、1人30分の面談を実施するとして、部下が30人いたら15時間も面談に費やすことになってしまう。
ひと月22日間働くとしたら、その内の2日分は面談で消化するなら滞る業務も出てくるかもしれません。
生産性、効率化、長時間労働を削減、への問題はどうなるのでしょう。
面談って何をすることなの?
面談は、1on1と表現する企業もあります。
1対1で行う上司と部下のミーティングのことをさします。
会議や査定の場とは違う面談です。
面談をすることは、部下自身が長期的視点でキャリアビジョンを描くことで、今の状況をどうするのかではなく、未来への自分への価値を高めることができるのです。
人の価値って、何なのでしょう?
赤ちゃんは、昨日出来なかったことが今日は出来るようになるスピードが早い。成長のスピードが早いって言いますよね。
成長のスピードや質こそが、人間の価値だとしたら。
出来なかったことが出来たと思えること、他者の支援でそれがなし得ることが価値になるのでしょうね。
成長を自分で知ることは出来るのか?
残念なことをお話ししなくてはなりません
「今年出来るようになったこと、出来たことを教えてください」
コーチングのクラスで受講生に聴くことがあります。
するとみなさん、訝しげな顔したり、不安そうな顔をして言うのです。
「とくに、ないです」
「何かあったかな?」
そこで、私はすかさず「私、知ってますよ」とニタニタ笑いながらお伝えします。
「ダイエット始めたでしょ。この前4キロ減ったって言ってたよ」
というと、「あ、そうそう。ジムにも行き始めたんですよ」と嬉しそうに語ってくれます。
いかに、人は出来たこと、出来ていることが当たり前になってしまっているのかを物語るエピソードでしょう。
自分の変化や成長は、一番自分が気づかない。
昭和の時代の童謡に「はしらーのきーずは、一昨年のー、5月5日の背比べ」代表されるように、測るものがないと自分が大きくなったことなんて自分自身では気づかない。
自分で感じるのは、成長ではなく「達成感」なのです。
人は自分では「成長した感」は感じることが出来ないのです。
面談って何のためにするのか、もう少し具体的に書いていきますね。
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