zoomで出来る「越境」学習
今日は、オンラインツールの話し。
何か一歩踏み出す時の『障害』や『壁』ってどんなものがありますか?
私は今年のテーマとして「越境」を掲げて、はや10ヶ月
越境をテーマにしているわけは、いろいろと越えると爆発的な何かが起きるのではないかと思うと、ちょっとわくわくするから。
越境とは「境界線」や「国境」を越えることと定義されていますが、私の場合の越境、それは。
例えば「住んでる地域を越える、リアルに会えなくてもOK」
例えば「障害を越える、病院に入院しているからどこにも行けない状態を越える」
例えば「使っている言語を越える、テロップで翻訳されれば大丈夫」
のような、いろんないわゆる「壁」になるものを越えたた先を見たいと思って10ヶ月。
今月、やっとオンラインセミナーはじめました
オンラインツールは、zoom。
今までオンラインのイメージはYouTubeなどの動画を見るイメージが多かったのですが、昨年知ったzoomは双方向で活用出来るツール。
オンライン学習ツールzoomの8つの魅力
- 音声と画像が安定
パソコン・スマートフォンなどデバイスを選ぶことなく快適に使えること。
Skypeでは、複数名入ると音が割れてしまうこともあり、人数制限もありました。zoomでは100名まで一緒にログインした経験もあり、音も画像もとてもクリアで安定して集中して話すことができます。
詳しくはないのですが画像圧縮などが素晴らしいのでしょうね。 - 初めての人でもログインが簡単
IDの取得や交換の必要がなく、都度ログインURLをお伝えするだけで、URLクリックでログイン出来ること。
Skypeは互いにIDの交換などが面倒でしたし、Skypeをダウンロードしても、バージョンアップするたびに使い勝手が代わりうんざりすることもありました。
*スマートフォンはアプリとダウンロードする必要があります - ブレイクアウトルーム機能
大勢で話すだけではなく、個別に個室に入るようなイメージで話せることが、私の仕事上では非常に使える機能でここが最大に気に入っています。
主催者はブレイクアウトルーム設定時に「自動」でランダムに人を割り振る方法と「手動」でこちらで意図的に割り振る方法を選べます。大人数だと手動で一気に分けることができてワールドカフェなどのワークショップでは便利。そして少人数で意図的に学びの相手を選んでペアにする場合は手動も使えるのが魅力的。 - チャット機能
主催者が講義をする一方通行の時に、参加者が疑問などを聞きたくてもオンラインではちょっと手をあげにくい。これは通常の場でも起きること。
これがzoomではチャット機能を使って、主催者が講義をしている間に参加者が「気づいたこと」や「疑問」をチャットにコメントすることで、後からコメントに書かれた疑問を一緒に解消するような場を改めてつくることで、学習のつまづきになる疑問を心の中で思うだけでなく可視化出来るとしたら全体にとって学習が深まるきっかけになります。
チャットはログも保存されるので、これもあとからの振り返りに活用可能。 - 画面共有機能
Skypeでも画面共有は出来ますが、zoomはホワイトボード機能で互いに書き込みながら共有したり、様々なものを双方向に共有出来ます。共同作業が出来る機能はワークショップでも活用できて、一体感が生まれます。 - 録画機能
簡単にスイッチポン!でライブ感そのままに録画出来ます。録画の活用としてオンラインセミナーに欠席した人の補修用に。セッション練習であれば、互いの発話の様子を後日客観視するためや逐語をとるためなど。講師の立場なら自分の言葉や身振りの癖などの振り返り用にも撮りたいものです。 - テロップ機能
言語が違う方がいる時に、どなたかが翻訳してテロップにライブで流しながら使うと、一体感が生まれます。耳の不自由な方との対話も手話以外の手段としてテロップがあると、情報が共有出来るので、障害も乗り越えるツールになります。 - 地味に気に入っている「名前の変更」機能
多様な方が参加するオンラインの場では、お名前に「地域名」を入れてもらったりします。私の場合は、北陸・東北・東京の受講生が入り混じる時は地域名を入れてもらうと、初対面でも相手の背景が地域名からもわかり人との距離感が縮み、話しやすくなる効果がもたらされます。
zoomでの「コーチング基礎講座」「セッション練習会」「コーチングをビジネスにするHopStepJump講座」など実施中。
参加された方の声はこんな感じ。
やっぱり、ブレイクアウトルームが面白い。
引き続き『越境』をテーマに、学びを広げていきたいと、ブログにも野望を時々書いていきます。
zoomを使ったオンラインの野望は、障害を持った方や地方で学びにくい環境の方にも、もっとコーチング、ファシリテーションの学びを伝えるツールにしたく、こどもの思考トレーニングも自宅で出来るようなスタイルをやってみたいと模索しています。野望の同志募集中!
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