そっとして欲しい時もある
先日の「平成30年度石川県ピアサポーター養成講座」を受講された方のアンケートを新幹線の中でじっくり拝見する。
胸がググッときてしまう。
「聞くという行為自体は毎日しているので今更、講義を聞かなくても・・」と思いながら受講してくださった方の気持ちの変化。
「同じ体験をしたとしても、相手の状況、性格、環境などで受け取り方が異なり、そっとしてほしい時もあることを再認識」それぞれ相手に合わせた接し方が必要だと感じてくださったこと。
「会話の中で沈黙が起きると”なんとかしなくちゃ”と思いがちでしたが、相手の方と言葉を河佐ナックても繋がっている時間が出来るように」相手の沈黙を恐れず暖かく待つ意味を実感してくださったこと。
ピアサポーター養成講座は、専門職の方の講義などあり、最後に私がコミュニケーションについての講座をさせていただく、講座全体の中ではほんの一部。
互いに支え合う(助けるではなく)社会がもっと広がり、聞き合えることで、生き方への光がさす、勇気を生み出せる時間が増えますよう、いつも心から願うとともに私自身にとっても私が出来ることを探す行為につながる、エネルギーや未来への期待が生まれる場。
はなうめの存在や、がんサロンの存在をもっと多くの方に知っていただきたいな。
はなうめ(石川県がん安心生活サポートハウス)
〜石川県がん対策に基づいて、地域でがんと共に生活される方を応援します〜
http://www.saiseikaikanazawa.jp/hanaume/contents/tsudoi.html