「人と人の間にある見えない壁」本当は無いんだと気づく瞬間
私は企業研修の講師として、声を使って表現したり伝える事を、仕事としている。
では、聴覚に障害のある方に研修をしようとしたら、通常のやり方に工夫がないと仕事が成り立たない、おそらく、、きっと。
そして相手の立場になろうとも、経験も無いしなりきれない自分がいる。
私にも壁があった。
私が代表理事をしているNPO法人百万石ワールドカフェで2013年度は聴覚障害がある方と健聴者と対話をする事業に取り組み、先日第2回目を実施。
実は、1回目は聴覚障害者センターの方も初めてのことで、不安をぬぐいきれず(もちろん、私もおもいっきり不安でした)障害をお持ちの方は、センターの理事の方にご参加いただいたのが現実でした。
理事の方は、日本語を書く事が出来る、理事をされてるぐらいなので社会性が豊であるとのことがセンターの方の安心材料でした。
1回目は、双方にというか分け隔てなく、対話の楽しさを実感することが、場の空気や感想からも伺え、主催側の私たちも、共催のセンターの側も満足度の高いものになりました。
そして、2回目。
3月30日は更に参加者も多くなり50名で実施したアイラブコミニュケーション!
聴覚障害のある方もそうで
声は一切聞こえないのに、笑い声とペンの音と、笑顔の空
壁って自らが作っているものだと改めて感じ、この壁の存在をクリア出来ると、少しでも社会の中の関係性を変える事が出来るのだと確信する場となりました。
「壁の存在をクリアする」
これが誰にでも出来るように、リーフレット作成中です。
4月下旬完成の予定、詳細はNPO法人百万石ワールドカフェのWEBサイトで。