話を充分に聴いてもらった経験は?
こんにちは、人と組織の「変わる」をコミュニケーショントレーニングで支援する、坂本祐央子です。
コーチングやファシリテーションでトレーニングする「聴く」技術。
日常の会話でも大事な技術です。
コーチングスキルの5つの基本スキルにも含まれ、そもそも私自身が人の話を自分が聞けていないのではと自分自身に疑問をいだき「聴く」技術を知りたくて、コーチングを学んだところから今の仕事へ繋がっている、重要なスキルのひとつ。
先日のコーチングの基本クラスでの一コマ。
「話を充分に聴いてもらった経験を教えてください」
彼は、お客様が自分の提案を一生懸命に聞いて、最終的に契約をしてくださった話を語り始めました。
私の問いかけの意図は、自分が話を充分に聞いてもらうことで「たくさん話しが出来て自分自身が整理出来た」「話を否定されずに聞いてもらえてやる気が高まった」「話を聞いてもらえたことで気分が落ち着き、客観視出来た」など、自分に起こった感情や行動、そして相手がどんな振る舞いをしたのかを思い出してもうこと。
そこから、自分自身がそういった体験を相手に出来るにはどうするのかを考えるシーンでした
彼の語りは「話を充分に聞き入れてもらった経験」でした。
もう一度「あなたが誰かに話を充分に聴いてもらった経験はどんなシーンでしたか」と問いかけると「うーん、思いつきません」
あなたが誰かに充分に話を聴いてもらった経験はどんなシーンですか?
もし、そのシーンを克明に思い出すことが出来たら。
相手がどういった言葉やあいずちをして、どんな表情で、どんな場所で話を聴いてくれていたのかを思い出すことが出来たとしたら、あなたも相手と同じことを再現することが出来るはずです。
いろんな人にこのテーマで伺うと、高校の先生、職場の上司、男性の方からは妻が聴いてくれます、などいろんなシーンを伺います。
ぜひ、今まで聴いてもらった経験を生かして、あなたが聴くことで信頼感を高められるよう、相手の振る舞いを再現してくださいね。
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