早く確実に到着しようと思ったら、ナビのない運転なんて!!ナビなしのタクシー、乗る?
人と組織の「変わる」をコミュニケーショントレーニングで支援する、坂本祐央子です。
私は、多様な課題に対してコーチングやファシリテーションのノウハウを通し、解決することを仕事としています。
研修講師と言っても、パソコン操作法や開発言語を教えるようなテクニカルスキルを伝授するのではなく、ヒューマンスキルの手法を通して解決することを日々生業としています。
コーチングに関しては、コーチングを学ぶ。コーチングを受ける。この2つがあります。
学ぶは、コーチングというスキルの目的や効果、具体的な技術を学ぶことで、日常生活に於いてスキルを使えるようになることです。マンツーマンのセッション以外で、お母さんが子育てに、営業マンがお客様のニーズを引き出し課題解決に、などいろんなシーンで活用することができます。
受けるは、コーチがコーチング的な関わりでコミュニケーションをとることで、受け手が何らかの目的を達成するために、思考し行動して変化を起こすことです。
今日は、この2つめのコーチングを受ける。
受け手とコーチの関係性について、書きます。
14年ぐらい前、まだ私の車にナビは付いていませんでした。
まぁ、近所をうろうろと買い物に走る程度で、行く場所も決まったところだけ。
8年ぐらい前、当時営業をしていた支店の営業車にナビ付きの車が用意されました。それまでは住宅地図などをプリントしてから営業に行っていたので、事前に調べてプリントする時間も不要になったし、何よりお客様先への到着時間が逆算して確実に、余裕をもって着くことが出来るナビ車は同僚と争って予約して営業に行ったものでした。
そのタイミングで、私の車にもナビがつき、もうこれでどこに行くにも到着時間を予想できるし、いろんなルートを選べる!
運転中も運転すること、歩行者に注意を払うことなどに集中して、道路標識をキョロキョロみることもなくなりました。
しかも、私のナビは「狭い道は選択しない」設定なので、車を擦るような道に入ることもない。
ああ、なんて素晴らしい文明の利器!
それがあるだけで、格段に早く確実に到着する。
スピーディに時間というコストを削減し、より確実性をもって進むことができる、運転のパートナーです。
時々「どうして、その道を表示するの?もっと他の選択肢を探そう」と声をかけてしまうほどの仲です。
コーチングに興味をもってくださっているあなた!
コーチとクライアントの関係もとても似ていませんか?
「えっと、今日行くお店、、なんて名前だったかなー」
目的地を入力できない時は、全く機能せず、ただの箱です。
今いるところはわかるけど、ゴールがわからないとそこまでの時間や距離も測れず、今いるところが全体からみてどんな位置にいるのか、お店に向かって近づいているのか、遠ざかっているのかも不明。
「今日は、ビリオン珈琲金沢諸江店へ・・と」
目的地を設定したところで、すばらしいパートナーではなります。
が、どうやら運転は私がするらしい。連れて行ってはくれない存在でもあります。
しかも、「高速道路で行く?最短ルートで行く?」などといろいろと聞いてきて、私が自分で選ぶまで案内スタートにもなりゃしない。
ともかく、自分でナビの距離感や時間、選択肢をみながら進むわけです。
さて、コーチングは誰でも受けたら機能するのか?
ここまで、お読みになったあなたはもう気がつきましたね。
何らかの目的、自発的な意思がないと
ナビのスイッチを入れても、動き出すことができないのです。
「どうなりたいって、、うーん、特にないなあ」
「いま、課題や困っていること、何もないんですよね」
「精神的にしんどくて、夜も眠れなくて・・・」
上記の場合は、機能しません。
そして、不眠でしんどい場合は、2週間以上続いているケースはコーチングではなく、専門医へ促すことです。
数年前ですが、かなり酔ってご機嫌になった私は深夜にお店を出てタクシーに乗りました。家に帰るはずだったのに、ご機嫌すぎた私は隣県の友達に今日の楽しい話をどうしても今すぐ告げたくなり、運転手に隣の件の地名を告げました
運転手は「行ったことあるので大丈夫です、わかりました」
心地よい睡魔に襲われ、そしてふと目がさめると、真っ暗な森の中!
「お客さん、起きてください。実は行ったことあるの10年以上前なんです・・・。このタクシーナビもなくて、高速道路降りて記憶を頼りに走ったのですが、随分風景が変わってて、行くところ教えてください」
酔いも覚め、私自身がルートが全く分からず深夜の森の中で、友達に電話をし誘導してもらいやっとついた頃は明け方、、。
タクシー代2万ほど払っておりた迂闊な記憶です。
「どうなりたい?」
「どういった自分でありたいの?」
ここに一つでも言葉があるのなら、明確なゴールではなくても
「とりあえず、近くのコンビニまで」
こんなスモースステップでもOK
ナビのスイッチをいれて、より早く確実に
地名の看板を不安げにみながら、込み入った住宅地を走るより、
山道を、三叉路がある度に、いま近づいてるのか遠ざかっているのかを確実に把握しながら、とりあえずのゴールに一緒に行きませんか?
とりあえずのゴールに辿りつけたら、次のゴールが見えてきます。
そこは、今まで見たことがない景色を味わえるはずです。
<まとめ>
コーチングはクライアントの中に
・やる気
・未来を考える
・自分の変化を恐れない
この3つがあると機能するコミュニケーションツールです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お問い合わせ 株式会社シェヘラザードお問い合わせ
facebookページ 株式会社シェへラザード
<コーチング/ファシリテーション講座実施中>
銀座コーチングスクール八重洲校
銀座コーチングスクール金沢校
7月水曜ファシリテーション講座
私は、多様な課題に対してコーチングやファシリテーションのノウハウを通し、解決することを仕事としています。
研修講師と言っても、パソコン操作法や開発言語を教えるようなテクニカルスキルを伝授するのではなく、ヒューマンスキルの手法を通して解決することを日々生業としています。
コーチングに関しては、コーチングを学ぶ。コーチングを受ける。この2つがあります。
学ぶは、コーチングというスキルの目的や効果、具体的な技術を学ぶことで、日常生活に於いてスキルを使えるようになることです。マンツーマンのセッション以外で、お母さんが子育てに、営業マンがお客様のニーズを引き出し課題解決に、などいろんなシーンで活用することができます。
受けるは、コーチがコーチング的な関わりでコミュニケーションをとることで、受け手が何らかの目的を達成するために、思考し行動して変化を起こすことです。
今日は、この2つめのコーチングを受ける。
受け手とコーチの関係性について、書きます。
14年ぐらい前、まだ私の車にナビは付いていませんでした。
まぁ、近所をうろうろと買い物に走る程度で、行く場所も決まったところだけ。
8年ぐらい前、当時営業をしていた支店の営業車にナビ付きの車が用意されました。それまでは住宅地図などをプリントしてから営業に行っていたので、事前に調べてプリントする時間も不要になったし、何よりお客様先への到着時間が逆算して確実に、余裕をもって着くことが出来るナビ車は同僚と争って予約して営業に行ったものでした。
そのタイミングで、私の車にもナビがつき、もうこれでどこに行くにも到着時間を予想できるし、いろんなルートを選べる!
運転中も運転すること、歩行者に注意を払うことなどに集中して、道路標識をキョロキョロみることもなくなりました。
しかも、私のナビは「狭い道は選択しない」設定なので、車を擦るような道に入ることもない。
ああ、なんて素晴らしい文明の利器!
それがあるだけで、格段に早く確実に到着する。
スピーディに時間というコストを削減し、より確実性をもって進むことができる、運転のパートナーです。
時々「どうして、その道を表示するの?もっと他の選択肢を探そう」と声をかけてしまうほどの仲です。
コーチングに興味をもってくださっているあなた!
コーチとクライアントの関係もとても似ていませんか?
「えっと、今日行くお店、、なんて名前だったかなー」
目的地を入力できない時は、全く機能せず、ただの箱です。
今いるところはわかるけど、ゴールがわからないとそこまでの時間や距離も測れず、今いるところが全体からみてどんな位置にいるのか、お店に向かって近づいているのか、遠ざかっているのかも不明。
「今日は、ビリオン珈琲金沢諸江店へ・・と」
目的地を設定したところで、すばらしいパートナーではなります。
が、どうやら運転は私がするらしい。連れて行ってはくれない存在でもあります。
しかも、「高速道路で行く?最短ルートで行く?」などといろいろと聞いてきて、私が自分で選ぶまで案内スタートにもなりゃしない。
ともかく、自分でナビの距離感や時間、選択肢をみながら進むわけです。
さて、コーチングは誰でも受けたら機能するのか?
ここまで、お読みになったあなたはもう気がつきましたね。
何らかの目的、自発的な意思がないと
ナビのスイッチを入れても、動き出すことができないのです。
「どうなりたいって、、うーん、特にないなあ」
「いま、課題や困っていること、何もないんですよね」
「精神的にしんどくて、夜も眠れなくて・・・」
上記の場合は、機能しません。
そして、不眠でしんどい場合は、2週間以上続いているケースはコーチングではなく、専門医へ促すことです。
数年前ですが、かなり酔ってご機嫌になった私は深夜にお店を出てタクシーに乗りました。家に帰るはずだったのに、ご機嫌すぎた私は隣県の友達に今日の楽しい話をどうしても今すぐ告げたくなり、運転手に隣の件の地名を告げました
運転手は「行ったことあるので大丈夫です、わかりました」
心地よい睡魔に襲われ、そしてふと目がさめると、真っ暗な森の中!
「お客さん、起きてください。実は行ったことあるの10年以上前なんです・・・。このタクシーナビもなくて、高速道路降りて記憶を頼りに走ったのですが、随分風景が変わってて、行くところ教えてください」
酔いも覚め、私自身がルートが全く分からず深夜の森の中で、友達に電話をし誘導してもらいやっとついた頃は明け方、、。
タクシー代2万ほど払っておりた迂闊な記憶です。
「どうなりたい?」
「どういった自分でありたいの?」
ここに一つでも言葉があるのなら、明確なゴールではなくても
「とりあえず、近くのコンビニまで」
こんなスモースステップでもOK
ナビのスイッチをいれて、より早く確実に
地名の看板を不安げにみながら、込み入った住宅地を走るより、
山道を、三叉路がある度に、いま近づいてるのか遠ざかっているのかを確実に把握しながら、とりあえずのゴールに一緒に行きませんか?
とりあえずのゴールに辿りつけたら、次のゴールが見えてきます。
そこは、今まで見たことがない景色を味わえるはずです。
<まとめ>
コーチングはクライアントの中に
・やる気
・未来を考える
・自分の変化を恐れない
この3つがあると機能するコミュニケーションツールです
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