氷河期な会議、あたたかい会議
人と組織の変わるを支援する、坂本祐央子(さかもとゆみこ)です。
ファシリテーション協会富山サロンでは、昨年度アワード受賞した「場あたため力」の計測について、バージョンUPするために昨日の例会のテーマも「場あたため力」について。参加して発見したことを記しておく。
話し合いの場があたたまる「場あたため力」
そもそも、場をあたためるってなんだろう。
しかしながら、場があたたまらない場では発言しにくく、周りを伺いながら言葉を選んだり、活発な議論が起きにくい。
まさかの、質問力は場あたため力の阻害要因になったり。
やっぱり、対話のテーマが重要な場づくりのキーワードだと再確認。
そして気付いた、場あたためにはそれぞれに得意な型がある。
おまけに、ファシリテーションは四季のようであり、いろんな意見が創発する場を受容し拡散する春は場づくりの季節、そして夏は互いの背景も共有し活発な熱い議論へ移り、秋は議論が収束の実りを迎え、静かなるリフレクションの冬で、ひとつのサイクルなのだ。
話し合いの場が凍りつく力、「氷河期」は何によって起きているのか?
いいかえると、凍りつくような発言が場を一瞬にして凍結するまるで「アナ雪」効果を発令させる
それで、薄氷を踏むように発言に最大の慎重差が求められる、、ここを踏み越えるのはプロの氷上ウオーキング力が必要
どうせ、軽く否定、何言ってもソフトに否定、全力で否定
しかし、良質な深い質問といえどもスタートから1分以内なら「氷河期」にさせてしまう恐れあり
だからこそ、「氷河期」になるリストがあれば話し合いの場の変化を起こすファシリテーターには役に立つし、氷河期を溶かすパワーをもつファシリテーターの存在は稀有な存在となるのです。
私も運営スタッフをしているファシリテーション協会富山サロン。会員ではなくても参加出来ます、ぜひ。