仕事も生き方も人間関係がすべて〜悩まない自分の生き方をつくろう〜

厄年のビジネスパーソンが抱える課題、この先の生き方、職場の人間関係のストレス、職場で部下指導や育成、コミュニケーションギャップ、自信が持てない自分、そんなお悩みの解決指南の日々や日常の所感を綴っています

坂本祐央子です、自己紹介 その8 〜コーチングスキルで営業成果をあげる編〜

こんにちは、坂本祐央子です。

引き続き、自己紹介です。

 

前回の話はこちら

 

コーチングを学んだけれど、スキルが身についたかどうかは分からないというジレンマ

コーチングを学んだけど、40時間学び終えたことに満足して、コーチングスキルに関しても身についた感覚もなく、忘れ去って新しい仕事につくことになりました。

やったことがない法人営業の仕事で、アナログでお局様が支配していた事務職員時代とは違うスピート感や景色を楽しめそうな気分になってきたところ、仕事について7日目に事件が起きます。

 

役員室のドアをノックすると、奥から「どうぞ」の声。

私は満面の笑みを浮かべて、イメトレをし続けてドアを開けると、厳しい顔のお客様の表情。

が、一瞬にして緩んで「どうぞ、こちらに」

 

その後は、とにかく一生懸命話しを聴こうと思っていました。

なぜなら、商品説明ができるほど、全く知識がない状態の入社7日目だったからです。

それが功をそうしたのか、帰りにはお客様は笑みを浮かべて「次、いつ来る?」と歓迎の意を表してくださいました。

 

そのお客様とは、訪問するたびに契約以外にも、お客様のサービスに対しての意見を求められたり、いい関係が続きました。

その後、数百台の契約をライバル会社に乗り換えることになった時も、呼ばれて「坂本さんにはとてもお世話になった、今回は社内で決まったことで申し訳ない」と頭を下げてくださいました。

もちろん、こちらの力不足もあり乗り換えることになったのですが。

3年後、私がソフトバンクを退職したあと、お客様が他社への乗り換えから3年後にまたソフトバンクに戻ってきてくださり「坂本さんは?」と聞いてくださったと当時の同僚から聞いた時は、営業をやっていて良かったと心から嬉しく感じました。

 

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聴くスキルと問いかけるスキルを持った営業ウーマンとなった!

ソフトバンク時代は「聴く」こと、「問いかける」ことが、お客様のお役に立てて、こちらも売り上げも上がるスキルだということを再確認する日々でした。

社内で法人のお客様にランダムにインターネットで顧客満足度を調査するのですが、そこでも私の担当のお客様は多面的満足度アンケートでも「満足」を示してくださり、当時東京の部長からも「坂本さんは、どうやって営業してるの?」と問われたものです。

 

もちろん、その時はまだ自分のスキルが恥ずかしかったので「コーチン」とは口にしませんでしたが。

 

仕事でうまく自分を表現できるようになったと同時に、忘れていたと思っていたコーチングのスキルがこんなに仕事に役立っていることが発見できたこと。

実は、入社1日目に統括部長が北陸支店にいらっしゃっていて私にあった時のひと言が今でも忘れられません。

「坂本さん、6ヶ月は必ず働いてね。以前の担当者は6ヶ月で辞めちゃうんだよ。だから、6が月はね!」

通信会社の法人担当は、メンタル的に厳しいのです。

コミュニケーション能力をお客様、そして社内と両方に必要でその上、売り上げ数字の責任が乗ってきます。

しかも、メンタルヘルス疾患で休職明けの方などは在籍していますが、対人業務である営業には出ないものの営業部署にいるので、人数分だけ部署での売り上げ数字は課せられます。

北陸も例外なくメンタルヘルス疾患の方はいましたので、実働人数とギャップがある中での売り上げを維持することが課せられていました。

 

ある日、銀座コーチングスクールの講師養成講座があることを知って、コーチになるための行動を起こし始める

私の人生にとって、意義ある営業人生の日々の中で、ある日「銀座コーチングスクール講師養成講座が富山で始まる」と情報が。

 

コーチングから離れていたものの、コーチングの効果を日々実感し始めていた私は、もっと私自身が人生を楽しく、ラクチンに過ごせるような人が増えたらと思い始めていました。

もしかしたら、親友の遺書の最後の一文「自分の分まで坂本さんには生きてください」の意味をずっと探していたのかもしれません。

組織の中で部下を多く持ちながら、自分の苦しみを誰にも伝えられず自殺した親友Mさんの遺言のような言葉の意味が、そういった辛い状況の人がこれ以上増えないための人との関係性作りや、組織作りへと気持ちが動いてきました。

 

ソフトバンクで、多くの一部上場企業の役員の方との商談で学ぶこと多く、社内でも学びが多い日々を過ごしつつ、少しずつやりたいことが見えてきた頃でした。

 

つづく