人の視線が気になってしまう、人のご機嫌取りをしてしまう!そんなあなたへの処方せん
人の視線が気になってしまう、人のご機嫌取りをしてしまう!
そんな経験がありませんか?
今回はそんなあなたへの処方せんです。
これを読むと、納得感や、自分でできる対処法が見つかります。
もちろん、この記事だけでは納得できない場合、人に頼るのもいいですよね。
人に聞いてもらって「なるほど」と思えるかもしれません。
例えば、
「今日も無視されてるかも」
「私って職場で好感度低いような気がする」
などなど、思うところありませんか?
他人の視線・評価が気になって仕方がなくて、仕事をするにもどんどん萎縮しちゃって、余計に評価が下がっていく自分がいませんか?
これが負のスパイラルとなって、自分を苦しめてしまいます。
例えば、こんな感情ありませんか?
「もっと、褒めてくれたっていいのに」
「先輩ほどまだ出来ないけど、でもこんなに頑張ってるのに」
誰かに認めて欲しい、もっと褒めて欲しい。
でもそれって仕事をしていると、あまりされないことですよね。
誰かに認めて欲しい私がいる
マズローの欲求五段階説、聞いたことがありますか。心理学者マズローは、「人には、5つの欲求(生理的・安全・帰属・承認・自己実現)がある」と言っています。
基本的生活の欲求(生理的欲求・安全欲求)が満たされると、次にどこかに所属する欲求(帰属欲求)を欲します。
私たちは社会の中で生きているので、学校やチーム、サークル、バイト仲間、会社などの組織の中にいて始めて「自分自身が誰かと”繋がっている”」「社会の中に”いる”」と認識することでの欲求が満たされます。
これがまず一段階目。これが満たされて初めて、認めてもらう欲求が満たされる準備になります。
社会の中にいることで、所属する欲求(帰属欲求)が満たされると、二段階目です。
二段階目は認めてもらいたいという欲求を満たして欲しい!という気持ちが現れてきます。
この気持ちが現れることによって、人は自然と「褒められたい」「頑張っている姿を認めてもらいたい」などの欲求が現れてくるのです。
人の心のエネルギーを作用させる言葉
子どもの頃は「お母さんに褒めてもらいたいから頑張る」
部活では「仲間から一目置かれたい(尊敬)から頑張る」
など、行動によって自然に生まれる欲求です。
心がストレスや色々な体験に立ち向かえるようになる力が生まれるかどうかも、この欲求にかかっています。心が正常に働くためのエネルギーですね。
認めてもらう欲求が満たされずに、心が病んでしまうとこのエネルギーは無くなります。
認めてもらってやっと心が正常に働き、ストレスや色々な体験に立ち向かうことができるのです!
ただ、これが「ネガティブor悪い表現」になると、心のエネルギーを奪っていくものになるのです。
例えば最初に例として出した、
- 「褒めてくれない」
- 「頑張ってるのに認めてくれない」
- 「非難しているに違いない」
- 「嫌いなんだと思う」
など。いろんな気持ちが心のエネルギーを奪っていきますね。
こう思うことによって、心のエネルギーが無くなっていくこともあります。
誰だって認めて欲しいですよね。
認めてくれたら頑張れるのに、と思うことも多いでしょう。
そんな自分にイライラすることも。
自分が自分にレッテルを貼っているという事実
「誰」に認めて欲しいのかというと、自分自身が認めるしかないのです。
難しいかもしれませんが、自分で自分を認めるということは、誰かに認めてもらうよりずっと簡単なことです。
冒頭に出した、
「今日も無視されてるかも」
「私って職場で好感度低いような気がする」
これって、自分が自分をそう見ているのです。
それは、ひっくり返すとこういうことです。
「無視されている自分」
「好感度低い自分」
それぞれ、自分で「思い込んでいる」だけです。
他人の評価を恐れている自分が、勝手に自分にそういったレッテルを貼ってるのです。
自分で自分の首を締めているようなものです。
私たちはこうやって自分の首を締めて、レッテルを貼って生きているのです。
もし、そう思われたとしたら何が怖いのでしょうか?
「無視されている自分って、何が怖いのかな?」
「好感度低い自分って、何が起きそうで不安なのかな?」
自分で自分に聞いてみてください。
悩むかもしれませんが、悩むのも大事です。
また、これを友人や親などに聞いてもらえたら、自分に合った答えが見つかることもあります。
育った環境などで育まれた「こうあるべき」の思い込みがたくさんあります。
例えば、
「人とは仲良くしなければならない」
「物事は続けなくてはならない」
など。
これには自分の思い込みを含んだものが隠れています。
「人とは仲良くしなくてはならない、そうでないと輪からはみ出てしまい信頼を失ってしまう」
「物事は続けなくてはならない、そうでないと飽きっぽい人・ダメ人間と烙印を押されたり、何も手に入らないひどい目に会う」
この思い込みの言葉が、他人の視線や評価が気になる理由です。
「人と仲良くしないと、すべての状況に置いて信頼を失ってしまうのでしょうか」
「すべての物事は続けないと、ダメ人間になってしまうのでしょうか」
こんな考え、誰にでも一度は持ったことがあるはず。
しかし、いろんな場面で答えは変わります。
時には良い方向へ変化している時もあるでしょう。
悪い方向へ変化しているときは、自分で自分に問いかけてみてください。
自分への言葉を書き換える
「人とは仲良くしたほうがいい時と、当たり障りなく距離をとる時を見極める力があるとより人間関係が広がる」
「物事を続ける時、やめる時のタイミングを見極める力があるとエネルギーの消費を少なくできる」
こんな風に、新しい自分の考え方を見つけることで、自分の中に根付いていた「思い込み」から逃れることができます。
そして、自分を「認める」ことで他人の視線や評価で自分ががんじがらめになっている状況から逃れることができます。
そうすると、もっと生き生きと能力を発揮できる自分に出会えます。
ぜひ、他人の視線や評価が気になるなら自分の心に聞いてみましょう。
何故そう思っているかわかるはずです。
「人とは仲良くしたほうがいい時と、当たり障りなく距離をとる時を見極める力があるとより人間関係が広がる」
「物事を続ける時、やめる時のタイミングを見極める力があるとエネルギーの消費を少なくできる」
など言い換えすることもできます。
言い換えをしてみれば、自分の心が楽になっているはずです。
ノートに、書き換えた言葉を書いたり、よく見る場所にポストイットを貼るだけで効果てきめんです。
一人で、思い込みを発見出来ない時は、価値観の違う人と話すことで思い込みに気づくことが出来ます。相手がきっと写し鏡のようになって「思い込み」をみせてくれることでしょう。
もし、身近にそういった方がいない場合は、コーチングに頼り、コーチをつけるのも一案。
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