坂本祐央子です、自己紹介 その4 〜人生を変えた「聴けないことは失うこと」〜
こんにちは、坂本祐央子です。
自己紹介のつづきです。
前回までの話はコチラ
親友の自殺とコミュニケーションをとるということの意味を知る
大人しい子どもの頃、コミュニケーションが苦手でクラスの男の子と3年間話しもできなかったような高校時代を経て、大人になり親友の自殺が私の人生を大きく変えました。
「どうして、話しを聴いてあげられなかったんだろう・・」
「何を苦しんでたんだろう、雰囲気がおかしいと思っていたのに、聴けなかった私が悪いんだ」
「いつも、私も愚痴ばっかり聞かせてしまって、Mさんの話しはひとつも聴いていなかった、私」
葬儀で棺桶の中の穏やかな表情の親友の顔を見ながら、ずっとその思いが頭の中でぐるぐる巡っていました。
親友に私は助けられたのに、どうして助けられなかったのか。
辛さを抱えて亡くなったはずなのに、親友の顔は穏やかな表情でした。
人の話を聴くことに注視し続けることで、銀座コーチングスクールと出会う
「聴き方,石川」
「聴き方,講座」
パソコンで毎日検索しました。
もう、人の話しを聴けない自分でいたくない、これ以上同じ辛い目に会いたくない、その思いでいっぱいでした。
検索結果はなし。「話し方」「プレゼンテーション講座」ならあるのに。
そんなある日、久しぶりの友人に道でばったり出会い最近どうしてるのと交わした雑談の中に「人の話しを聴くスキルを学んでるの」のセリフに耳が釘付けになりました。
それが「コーチング」
藁をもすがる気持ちで「銀座コーチングスクール金沢校」のドアと叩くことになりました。
病気の頃の私を助けてくれた親友の死、そして遺書が私を動かしたタイミングでした。そして、ただ「聴く」スキルだけを欲していた時。
「聴けないことは失うこと」だと強烈なインパクトを残した大きな人生の転機であり、一生親友には感謝し続ける出来事でした。
つづく
プロコーチとして活動するのに名前や顔をださなくちゃダメですか?〜コーチング体験講座からの質問その7〜
コーチングを学んでプロコーチとして活躍したいあなた。でもまだちょっと自信がない、職場に学んでいることを知られたくないあなた。そんなお悩みにお答えします。
選ばれるコーチになるためにはどうしたらいいのか?という話しです。
素晴らしい商品がある。
とてもオススメ!
でも、店頭に並んでいない。
倉庫に大事にひっそり桐の箱にしまってある。
どうして、売れないのだろう?
1)会社で副業規定があるんです、どうしたらいいですか?
規定を破ることは、もちろんオススメしていません。
ただ、修了生の中には会社に説明して、会社の名刺に「銀座コーチングスクール認定コーチ」と肩書きの一つとして記載している方もいます社内でコーチングスキル向上のセミナーを時間外に実施している方もいます。
そのような方は、就業時間外での活動を認めていただいているケースが多い。
副業規定の意味を、会社の情報漏洩や本業がおろそかになるためのものである場合、そこを逸脱していない上に、会社に貢献してくれているところを認めていただいているケースです。
2)知り合いにコーチングを学んでいて、実はコーチになりたい夢があることをまだ伝えられません。
アメブロやfacebookに投稿することで、会社の人にコーチングを学んでいることが伝わると、仕事以外の部分で噂されることで、本業に集中できなくなることを恐れている方も多くいます。
どのタイミングで、オープンにしていくのかはご自分の人生プラン・ビジョンを組み立てた上でタイミングを検討していきましょう。
プロコーチとして顔を出すことでコーチという仕事への覚悟はできますが、生活の基盤やタイミングはコーチの質を保持するためにも必要だと考えています。
3)どうにか、家族にも誰にも知られずに活動できないでしょうか?
ビジネスネームで活用しているコーチも多くいます。
あなたは、どのタイミングなら家族や周りの人に知らせたいと考えていますか。
もし、自信がないとしたら、自信は自分の行動を疑いのないものだと思うことが自信二つながります。
自分で枠組みを決めることは何一つない
コーチとして活動することは、誰かから決められたことでなければ、自分でどうするか決めることです。
枠組みや限界は自分で決めるものではありません。
顔出しなくても、成功している人もインターネットの世界ではあります。
本名じゃなくても、信頼ができることさえ伝えられたらお客様はあなたを選ぶ可能性があります。
商品を買う側の、あなたを選ぶ側のハードルをどのように設定するかも、あなた自信が決められるのが自分を商品として売り出すプロデューサーとして、どのような戦略で暑どうしていくのか?ということ。
ビジネスとして信頼されることを目指していきましょう。
コーチを仕事とするために、こちらもおすすめ。
<7月・8月のコーチング体験講座スケジュール>
7月22日(木)19時から 銀座コーチングスクール仙台校
7月25日(月)10時、19時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
7月29日(金)19時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
7月30日(土)10時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
7月31日(日)10時から 銀座コーチングスクール金沢校
8月6日(土)10時から 銀座コーチングスクール金沢校
8月25日(木)19時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
8月26日(金)19時から 銀座コーチングスクール仙台校
コーチング女性限定クラスで学ぶメリットは?〜コーチング体験講座からの質問その6〜
コーチングスキルを女性限定で学べる唯一のスクールが「銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)」。そのメリットを女性限定で学ぶ現場から紹介します。
女性限定ばやりの今日この頃
居酒屋さんでも女性限定パーティメニューがあったり、登山スクールの女性限定、ヨガやヘルスケアでの女性限定、カーブスも女性限定スポーツジムですね。
コーチングで女性限定で学ぶメリットをお伝えします。
1)女性対象にコーチングスキルを活用したい
看護や介護など、職場が女性が多い方や、ヨガやピラティス、ファッションなどクライアントが女性限定の方。
女性特有の感情にフォーカスしたコーチングを実際に受講時に女性同士でトレーニングすることが出来ます
男性と違う感覚的な言葉の表現をどのように取り扱うのかを気づくことが出来ます。
女性自身が管理職として、多くの女性の部下とのコミュニケーションを課題に感じているかたも多く、女性独特の「わかる、わかる」の共感の言葉が意味を捉え違いするケースも多い。そういったケースを共有し、左脳で論理的にコミュニケーションし、右脳で感情にアプローチするコーチングはコミュニケーショントレーニングとしては活用できるスキルです。
2)女性特有の課題を話しやすく、情報交換もしやすい
恋愛、結婚、女性リーダーの課題、育児など、男性とは違う課題の中でのコミュニケーションスキルを必要としているシーンがあります。その状況を共有しつつ、情報を交換できるのも女性限定で学ぶメリット。
婚活に役立つ、自分自身のあり方を整え、相手にアプローチする言葉かけなども人の気持ちを動かすコーチングスキルの得意とするところ。
育児でも部下育成と同じスタンスで、コーチングスキルで自律的な子どもに育てるためのマインドを学ぶことが出来ます。
3)受講生同士のトラブルの回避する
スクールでは10時間の集中した学びを4回に分けて実施します。その中で受講生同士で認める、聴くスキルをトレーニングをペアワークで経験して上達していきます。
その中で、相手の話を聴くトレーニングをしていくので、話を聴き合うことで、信頼関係が高まり仲間意識が高まります。その時に、女性の中には男性が苦手、以前他のセミナーで男性がしつこく誘ってきて嫌な思いをした方などが、安心して学べる場として選んでいただいています。
4)女性同士は切磋琢磨できる遠慮のない関係性を構築できる
女性同士は良きライバルとして日常の生活の中にも連絡を取り合い、学びが促進される傾向が高く、コーチングスキルが身につく速度も速いと実感しています。
互いに切磋琢磨し合う仲間という意味では、女性は自己実現力が高いと実感しています。
自分磨きのためのコミュニケーション
そして、ビジネスで活用したいだけではなく、自分自身が変わりたい!と強く思っているのも女性の特徴。感情に左右されない自分になりたい、そこでもっと能力を発揮して自分らしくいきたいと願うのも女性の特徴。
こちらにも、大人女子は聞き上手で決めつけがないなど、まさにコーチングスキル!
ご参考に。
コーチングへの質問について、こちらの記事もおすすめです。
<7月・8月のコーチング体験講座スケジュール>
7月22日(木)19時から 銀座コーチングスクール仙台校
7月25日(月)10時、19時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
7月29日(金)19時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
7月30日(土)10時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
7月31日(日)10時から 銀座コーチングスクール金沢校
8月6日(土)10時から 銀座コーチングスクール金沢校
8月25日(木)19時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
8月26日(金)19時から 銀座コーチングスクール仙台校
コーチングはどんなビジネスに使えるの?〜コーチング体験講座からの質問その5〜
コーチングを学ぼうと検討中の方のあなたに朗報です。今日は高いお金を払って学ぶコーチング、それは何に生かせるのかについてご紹介します。
人と組織の変わるを支援するコーチ・人材育成コンサルタントの坂本祐央子(さかもとゆみこ)です。
コーチとコーチング
コーチングという言葉は、コーチングというスキルを使うという意味。
コーチは、コーチングスキルを使った職業。
今日は、正しくは「コーチングスキル」が活用できるビジネスについてのお話。
そもそもコーチングはコミュニケーションツールのひとつ。
人と何かを共有する、人と何かを交換する、情報や感情のやりとりのため、そんなコミュニケーションのツール。
今までの受講生の活躍をご紹介
- 営業担当者がお客様との信頼関係をつくり、お役に立てる提案をするためにニーズを引き出すことでお役に立つ支援をする
- ITエンジニア、プロジェクトリーダーがチームの意見を引き出し、ミスを早くリカバリできるためにもコミュニケーション手法を変えるために学ぶことで活用
- 士業(税理士、行政書士、弁護士など)の方が、専門知識を提案する前の相談時にクライアントとの信頼される話の聴き方を活用し、本音での困りごとを相談することが可能になり、かつ提案を行動にうつしてもらうことで成果をあげる支援をする
- コンサルタント業で、クライアントがやりたいことに本気で集中できるための、支援をすることでクライアント自身が成果を出す喜びを支援する
- 医療に関わるお仕事の方が、患者さんへのアプローチとしての関わり方以外に、部下育成やチーム力を高めるためのリーダーシップとしてのメンバーの話を引き出すことで自身を客観視し、成長を支援する
- 介護に関わるお仕事の方が、離職率の多い職場でのスタッフの育成に認めて話を聴くスキルを使って、自分たちの仕事への意識を高めて、モチベーションが高まる互いの関わりをつくる
- 起業したいと考えているサラリーマンが、起業準備のツールのひとつとして自分で選択肢を広げ、行動を促進するために身につけることで、確実にステップをあがっていく起業スタートをセルフコーチングで活用する
- ママ・パパが正解のない子育てを模索する中で、自身のやり方ではなく在り方を考えるためのツールとして、そして子どものやる気を支援するツールのひとつとして活用する
- プロコーチとして、コーチングスキルを身につけ独立し、実行力を高めたい人たちを支援する
結局、プロコーチを目指す人はほんの一部。
人が人と関わっていく社会では、どの仕事でも立場でも活用領域にあるのです。
確実に数年前とは受講者が変わってきている
数年前は部下を抱えて男性管理職、経営者が多かったのだが、今は専業主婦やOLが子どもに伝える人間形成のスキル、社会生活のスキルとして自分磨きのために学ぶ方が増えています。
ビジネス以外に、まずは自分が成長し変化を感じるのが、パソコンスキルとは違う学びの醍醐味。
<7月・8月のコーチング体験講座スケジュール>
7月22日(木)19時から 銀座コーチングスクール仙台校
7月25日(月)10時、19時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
7月29日(金)19時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
7月30日(土)10時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
7月31日(日)10時から 銀座コーチングスクール金沢校
8月6日(土)10時から 銀座コーチングスクール金沢校
8月25日(木)19時から 銀座コーチングスクール東京八重洲校(女性限定)
8月26日(金)19時から 銀座コーチングスクール仙台校
坂本祐央子です、自己紹介 その3〜お局さんと対峙する(金沢市)編〜
こんにちは、坂本祐央子です。
自己紹介です。
前回はコチラ その2
石川県金沢市での新しいスタート!
コミュニケーションが苦手で大人しい子ども時代。
大人になって、娘が生まれたことでやっと自分がやってみたい、楽しいことを少し見つけ出しました。
でもまだまだ、日々に追われて自分自信や未来のことを考えたこともない日々でした。
娘が中学に上がるタイミングで、再婚し石川県金沢市に引っ越し。
医療関係の団体職員として、正社員で事務職の仕事に付くことができました。
ここが、私の人生の大きな分かれ道になりました。
インターネットのない世界での仕事に振り回される日々がやってきた?!
世間ではインターネットも普及している時代に、ワープロとFAXの事務局にやったことのない経理と研修担当として勤務。
私が入ったタイミングでパソコンは導入してもらったものの、パソコンの使えないお局さんからは、
「情報届くまでに漏れるからパソコンメールは禁止」
「残業して、もし火事になったら弁償してもらうから一筆書いて」
「うちの晩御飯のおかずかってきて」
などと業務中に買い物メモを渡される。
または業務中にお局さんが「私ばっかりどうしてー」と号泣など理不尽な毎日。
私以外の女性スタッフは、精神的に疲弊し鬱やメンタル疾患になり次々と休職し、私も例に漏れず、パニック障害になり休職。
その時に、地元大手企業で活躍していて多くの部下から信頼も厚く、頼れる親友のMさんが親身になってお薬の作用、精神的なしんどさについて相談に乗ってくれたり「しんどい時はいつでも電話して、聴くから大丈夫」と勇気づけてくれて、自分の体が思うようにならないしんどさを助けてくれました。
3ヶ月休職後、職場に戻れるようにまで回復。
ただ、大人しかった子どものころ、DVで心が疲れてしまったこと、お局さんのストレス、自分をどうしたいのか、目的をもった人生設計をしてこなかったツケで、いつも否定的な思考に苛まれていましたし、仕事も「お局さん」がいるからなど、上手くいかないことは他責にする日々でした。
そんなある日、心から信頼していた親友のMさんに相変わらず、仕事の愚痴を言いつづけていました「本当にもう、仕事やめたい」
すると、いつもは「もう少し頑張ろう!」と話を聞いてくれるのに、ある日「もう頑張ったからやめてもいいんじゃない?」と言われました。
その翌日でした、親友のMさんが自殺したことを知りました。
そしてそのタイミングで、我が家の郵便受けに「遺書」が届きました。
つづく
坂本祐央子です、自己紹介 その2 〜20代(四街道市・我孫子市)編〜
こんにちは、坂本祐央子です。
自己紹介の続きです。
前回の記事はこちら⇨ その1
コミュニケーションが苦手な私が普通の人生一直線に生きてみた
父親の仕事(自衛官)の都合で、富山県高岡市で生まれてから、千葉県千葉市、北海道旭川市、千葉県四街道市に引っ越しをしてきた子ども時代は、おとなしく目立たず、人とのコミュニケーションを苦手に思っていました。
卒業時に図書館の貸し出しトップ3が、仲良しの友達でその中に私も入っているぐらい、図書館の本を借りては読んでいました。
その後、地元の短大の初等教育学科に入り、小学校教諭・幼稚園教諭になるための勉強をしましたが、とくに教員になりたかったわけでもなく、なんとなく学生生活を送っていました。
人とのコミュニケーションも苦手、目的意識もない学生生活をずーっと送っていたわけです。音楽と本が仲良しな、どこにでもいる大人しい子でした。
短大の頃から付き合っていた彼と結婚、そして出産
短大時代から付き合っていた高校の先輩と、社会に出るタイミングと同時に結婚しました。ここも普通の人生一直線です。当時、福島県郡山市で1年間を過ごしました。
その後、夫の仕事で茨城県我孫子市に転居し結婚して3年目に女の子が生まれました。その頃から、自分が何をしたいのかが少し見えてきました。
子どもの成長を考えた時に、当時「Windows95発売」のニュースをみてパソコンを購入し、インターネットを始めました。
インターネットから交流と、多様な価値観を知る時期
当時、富士通から出ていたWindows95向けソフト「TEO」というコミュニケーションを意識したソフトを購入して、ネット世界で人と繋がり、パソコン雑誌から取材を受けるようになりました。
自分の世界がぐっと広がってきた瞬間でした。いろんな自分の知らない価値観があることにも気づき面白くなってきました。
娘が小学校3年になった頃、夫婦の間のDVで離婚し、千葉に戻り娘と2人での暮らしが始まりました。
パート主婦から仕事を一生懸命して生活する毎日になり、社会との関わりがぐっと増えてきた頃でもあり、娘が学校でいじめにあったり、社会の中にいる感じが満載な毎日。
つづく
コーチングは最近どうして人気なの?〜コーチング体験講座からの質問その4〜
銀座コーチングスクールでも受講者の数は増えていて、数年前と学ぶきっかけや受講生も大きく変化しています。今日は、最近のコーチング人気の要素に焦点を当てます。
人と組織の変わるを支援する、コーチ、人材育成コンサルタントの坂本祐央子(さかもとゆみこ)です。
1)メンタルトレーニングでのスポーツ選手の成果
ラグビー日本代表の五郎丸ポーズ、テニスプレイヤーの錦織圭のマイケル•チャンコーチ。
これらに共通するのが、メンタルトレーニング。
東京オリンピックの1960年代のスポーツといえば「根性論」。
戦後の頑張り世代から続く「ことを成し遂げようとする強い気力」が忍耐として捉えられる。心を鍛える「武道」と同じように、相手との勝ち負けの世界で「根性」という言葉を使うことで、しごきな罵声など忍耐・服従・勝利志向へと繋がったもの。
しかし、ここ最近のスポーツでの成果、勝利を得て、私たちにスポーツ選手が見せてくれるのは、胸がすくような試合だ。
こういった方々は、根性論ではなくコーチやメンタルトレーナーの支援を得ている。
- 例えば、ラグビー五郎丸選手の五郎丸ポーズは集中をするため等のメンタルトレーナーと作り上げた一連の動きの一つで、それをすることで外と内からの不安や障害を避けて集中することで試合で成果を上げた。
- マイケル•チャンコーチも同様に、錦織選手が試合に勝つために、能力を最大に発揮できるような「自信を持て。自分に疑いがなくなればそれが自信になる」「自分で限界をつくるな」など勝つための言葉かけで、彼のマインドに変えたことが勝利に繋がったとも言われている。
- 日本シンクロの井村コーチは「理想像をどのように描いても形にならないと意味がない」と理想を形に変えるために考えて、考えさせる。そして完璧を目指さず集中ポイントを確実に実行して形にしていくことで、メダルに近づくトレーニングをしている。
どれも、コーチングの考え方ととても近い。
さて、ビジネス現場でのコーチングブームは1日4時間程度の研修ではスキルのみを学び、マインドは学ぶチャンスもなく、結果としてなんちゃってコーチの上司が増えたことが、コーチングへの誤解の一つでもある。しかし、スポーツの世界ではコーチング的関わりの結果が見えやすいく、そういった関わり方への興味や関心が増しているのだ。
2)日本社会の価値観の中に「関係性」がスポットライトを浴びる
そして、東日本大震災の後、日本の空気感は「繋がり」を大切にする、人との関係性にスポットライトが当たったことで、人との関係性を育むスキルとしてもコーチングが人気を集めている。
3)女性活躍、多様な人の活躍ステージ
昭和からトップダウンで力をつけてきた日本経済を牽引してきた世代の方は「俺の背中を見て学べ」スタイルで育ってきた。
しかし、アベノミクスでも女性を始めとする多様な人々が活躍していかないと、どうやら人口減少で日本の経済は成長しつづけられない模様。そうなってくると、同じパターンの人、同じ背景の人ではなくても意思の疎通が必要な社会になってくるため、コミュニケーション能力が事務処理能力と同等に必要不可欠な社会人スキルになっていること。
そして、ビジネスでのスキル以外にも少子化で子どもへの期待も高く、子どものスポーツ、子どもの学習、子どもをどのように育てるかを迷い探すお母さんたちにも必要なスキルになる。
時代によってコミュニケーションアプローチも変わる
昭和時代が終わって28年経過し、平成生まれが活躍している日本。
コミュニケーションアプローチも変わってくる。
あなたが、想うコミュニケーションを変えたい瞬間ってどういったときなのだろうか。